viコマンド redhat debian違い
概要
redhat系とdebian系のディストリビューションのviコマンドの違いをまとめる
編集モードの違い
redhat系とdebian系でviの編集モードに大きな違いがある
redhat系は編集モードに入った後に方向キーの上下の操作や[BackSpace]キーでの削除が可能だがdebian系ではその両方が出来ない。
入力キーボード
そもそもの前提ではあるが、OSが認識しているキーボードの配列を確認しておく必要がある
日本語配列・英語配列ではキーバインドの配列が異なる為意図しない操作をしてしまう場合がある。
キー配列の変更が出来合い場合は、ネットでキー配列を調べると出てくるので、それを見ながら操作をおこなう。
共通
編集モード(インサートモード)の場合は[Esc]キーで編集モードを終了してからおこなう。
保存
編集した内容をviを終了せずに保存
:w
終了
viを終了。編集内容が保存されていない場合終了できない
:q
強制終了
編集した内容を保存せずに終了したい場合に使用
:q!
保存&終了
:wq
検索(下方向)
/{検索文字列}
検索(上方向)
?{検索文字列}
ディストリビューション別コマンド
Redhat系
編集モード
- 編集モードにに入り文字の挿入,削除(BackSpace)が可能
- 通常のテキストエディタと同じ動きをする
- [Esc]キーで編集モードを終了する
i
debian系
一行コピー
yy
一行切り取り(一行削除にも使える)
dd
貼り付け
カーソル位置の一つ下の行に改行して貼り付け
p
一文字削除(カーソルの文字)
x
文字の挿入(カーソル位置)
i
文字の挿入(カーソルの後ろ)
a
カーソル移動(編集モード外)
方向キーが使用出来ない場合もあるので、一応覚えて置くといい
- 左(←): h
- 右(→): l [エル]
- 上(↑): k
- 下(↓): j